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円高・株安の8月、逆風の中での投資戦略

8月が終わり、9月に入りました。今年の夏もあっという間でしたね。最近は少し涼しくなり、夜の散歩が気持ちいい季節になってきました。

さて、8月のマーケットは荒れ模様でした。7月にかけて持ち直していた日経平均も8月に入って再び調整ムード。円高が進行し、1ドル100円を割る場面もありました。リスクオフの動きが強まり、輸出関連株には厳しい展開が続きました。

そんな中、自分のポートフォリオも影響を受け、株のリターンは今ひとつでした。一方でFXは円高方向にうまく乗れた部分もあり、なんとかプラスを維持できた形です。それでは、8月の投資結果を振り返っていきます。

8月の投資結果

FX月合計
8月+10万円-5万円+5万円

株式投資は小幅なプラス。高配当株を中心に少しずつ買い増しを続けましたが、円高で輸出関連株が苦戦。配当狙いの銘柄はそこまで大きな下落はなかったものの、新規投資分が伸び悩みました。

FXでは、円高トレンドを見誤り、一部のポジションが逆に振られてしまいました。特に、8月末の米雇用統計後の急変動で損切りを余儀なくされ、結果としてマイナスに。

8月のマーケット振り返り

1週目(8月1日〜5日):日銀会合後の失望売り

7月末の日銀金融政策決定会合で追加緩和が発表されましたが、市場の期待ほどではなかったため、日経平均は伸び悩み。円高が進み、1ドル101円台に突入しました。

この週は様子見をしていましたが、ソフトバンクやファナックといった円高に弱い銘柄が大きく売られるのを見て、ポートフォリオの一部を整理しました。

2週目(8月8日〜12日):お盆休みで市場は閑散

日本市場は閑散相場で方向感のない動きが続きました。米国市場は堅調でしたが、日本株の動きは鈍く、高配当株の買い増しを少し行いました。

この週は、三菱UFJやオリックスを追加購入。配当利回りが4%以上の水準になっていたので、長期保有目的で仕込みました。

3週目(8月15日〜19日):円高進行でFXの損失

円高トレンドが加速し、ついに1ドル99円台に。ドル円ロングのポジションを持っていたため、逆に動かされてしまい、ここで損切りを決断。-5万円の損失となりました。

ただ、ここで焦ってナンピンしなかったのは良かったと思います。過去に同じような状況で損を拡大させた経験があるので、学びを活かせました。

4週目(8月22日〜26日):ジャクソンホール会議でドル反発

米国のジャクソンホール会議でイエレンFRB議長が利上げに前向きな発言をし、ドル円が反発。100円台を回復しました。

この週は相場の反転を見極めるため、新規ポジションは控えました。9月のFOMCを前に、無理な売買は避けたほうがいいと判断しました。

5週目(8月29日〜31日):米雇用統計を前に調整ムード

月末にかけて、日本株もじりじりと戻しましたが、全体的には方向感のない展開。FXも含め、次の動きに備える週になりました。

8月のまとめと9月への展望

8月は全体的に厳しい相場でした。特に円高による影響は想定以上で、輸出関連株が苦戦し、FXでも痛い目を見ました。

9月はFOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げの有無が注目されます。米国の利上げ期待が高まれば、円安方向に振れる可能性もあります。個人的には、ドル円が100円台を維持するかがポイントになりそうだと考えています。

株に関しては、配当狙いのスタンスを継続。9月は権利確定月の銘柄も多いので、配当利回りの良い銘柄を狙っていきたいです。

コラム:セミリタイア生活と夏の過ごし方

8月は妻と一緒に箱根へ小旅行に行ってきました。都心を離れて温泉でのんびりするのは、やっぱり最高ですね。セミリタイアしてから、こうした自由な時間の使い方ができるのは本当にありがたいです。

投資のほうは8月は少し苦戦しましたが、長い目で見ればこうした調整局面もうまく乗り切る力をつけていくのが大事ですね。9月も引き続き、無理のない投資を心がけていきます。

おわりに

8月は円高・株安の影響を受けましたが、大きな損失を出さずに終えられたのは良かったと思います。特にFXの損切り判断は今後に活かせる経験になりました。

9月はFOMCや日本の追加経済対策など、マーケットの動きが大きくなりそうです。無理な取引はせず、慎重にチャンスを狙っていこうと思います。

それでは、9月も頑張っていきましょう。

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