こんにちは、まことです。
10月も終わり、いよいよ年末が近づいてきました。今年も残り2か月ですね。10月は株式市場も為替市場も大きく動きがありました。特に米国では大統領選を控えて不透明感が強まり、投資家の警戒感が高まっていました。日本市場も影響を受け、円高基調の中で慎重な立ち回りが求められた月でした。
それでは、10月の投資結果とトレードの振り返りをしていきます。
10月の投資結果
10月の投資結果は以下の通りでした。
投資 | 収益(万円) |
---|---|
株式 | +40 |
FX | +10 |
合計 | +50 |
株式は配当や優待狙いの銘柄を中心に安定した動きを見せました。一方、FXは相場が読みにくく、小幅な利益にとどまりました。10月は米ドル円が100円台前半から104円台まで上昇する動きがありましたが、裁量トレードのタイミングがうまく合わず、思ったほどの利益が出せませんでした。
10月の相場振り返り
株式市場
10月の日本株市場は、月初は弱かったものの、中旬以降に持ち直しました。日経平均は月初に16,500円付近まで下がる場面もありましたが、最終的には17,400円台まで回復しました。背景には、米国市場の堅調な動きや、円高一服の流れがありました。
特に米国株はS&P500が2,100ポイント前後を維持し、NASDAQも堅調でした。ただし、11月8日に控える米大統領選(クリントン vs. トランプ)を前に、市場は様子見ムードが強まりました。
為替市場
為替市場では、ドル円が100円台前半から104円台まで上昇しました。特に月の前半は円高が進み、一時101円を割る場面もありましたが、その後米国経済指標の改善やFRBの利上げ期待の再燃でドル買いが進みました。
私は103円台後半でショートを仕掛けましたが、思ったより勢いよく円安に進み、損切り。その後、104円台でロングを取るも利益は限定的でした。結果的にFXは大きく勝てず、小幅な利益にとどまりました。
週ごとのトレード・出来事
1週目(10月3日〜10月7日):円高進行で様子見
10月のスタートは円高が進む展開でした。ドル円は101円台前半まで下落し、一時は100円台を試す動きもありました。この影響で日経平均も軟調。私はこの週は様子見を決め込み、新規の売買は控えめにしました。唯一、KDDIを少量買い増しした程度です。
FXでは101円付近でロングを狙いましたが、すぐに値動きが鈍くなり、小さな利益で撤退。相場の方向感がつかめず、慎重な1週間になりました。
2週目(10月10日〜10月14日):米国市場の強さに助けられる
米国市場が堅調だったことで、日本株も徐々に持ち直してきました。日経平均は16,800円台を回復。私はこのタイミングで武田薬品とオリックスを買い増しました。どちらも配当狙いの長期保有目的です。
為替は引き続き不安定な動きでしたが、102円台後半でドル円のロングを取るも、利益は小さめ。慎重なトレードが続きました。
3週目(10月17日〜10月21日):円安方向へ動く
市場の雰囲気が変わり、ドル円が上昇を始めました。米国の経済指標が良好だったことや、FRBの利上げ期待が高まったことが影響したようです。私は103円台後半でショートを入れましたが、これが裏目に出て損切り。思ったよりも円安の勢いが強く、ここでFXの利益が削られました。
一方、株式市場は安定した動きで、買い増した銘柄は堅調。配当株を中心に、しっかりとホールドしていく方針を継続しました。
4週目(10月24日〜10月28日):FXは難しい局面に
月末にかけて、ドル円は104円台まで上昇。この動きには正直ついていけず、FXのポジションは控えめにしました。裁量トレードで無理に取ろうとしても、逆に損が増えそうだったので、ほぼノートレード。
株式の方は特に新規の動きはなく、ポートフォリオの整理を進める週になりました。11月以降の相場動向を見据え、次の投資先を考える期間になりました。
11月の展望
11月は米大統領選を控え、ボラティリティが高まることが予想されます。トランプ氏が勝てば株安・円高、クリントン氏が勝てば安定感が戻るという見方が一般的ですが、市場の予測は時に裏切られることもあります。短期的な値動きに振り回されず、慎重にトレードしたいところです。
また、株式については12月の配当銘柄を仕込むタイミングとしても重要な時期です。今のうちにポートフォリオを再点検し、分散投資を進めていきます。
セミリタイア生活の近況
投資以外の話ですが、最近は気温も下がってきて秋らしくなってきました。妻と一緒に都内の紅葉スポットを巡るのが楽しみになっています。先日は昭和記念公園に行ってきましたが、まだ色づき始めといった感じでした。来月あたりが見頃でしょうか。
また、読書の秋ということで、投資関連の本を何冊か読み返しています。最近は「株式投資の未来」(ジェレミー・シーゲル)を再読しながら、長期投資の重要性を改めて実感しています。短期の値動きに振り回されず、しっかりとした資産運用を続けていくことが大切ですね。
おわりに
10月は株式市場が持ち直した一方で、FXは難しい相場が続きました。11月は米大統領選を控え、投資家にとって重要なイベントが控えています。相場の変動にうまく対応しつつ、冷静な投資を心がけたいと思います。
それでは、来月もよろしくお願いします。
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