9月もあっという間に終わり、少し涼しくなってきました。
今月は日経平均が20,000円を挟んで上下する展開で、大きな方向感は出ませんでした。一方で、ドル円が一時107円台まで下落し、米国株もやや調整気味の動きでした。配当狙いの投資を続けながら、FXは円高に備えて慎重に進めました。
9月の投資結果
収支まとめ
月 | 株 | FX | EA | 月合計 |
---|---|---|---|---|
9月 | +80万円 | +10万円 | +10万円 | +100万円 |
今月は株がメインの収益でした。9月は配当権利月ということで、国内高配当株を中心にポジションを増やしました。FXはあまり動かず、EA(自動売買)も小さめの利益にとどまりました。
9月のマーケット振り返り
日本株
日経平均は月初に19,300円台まで下落しましたが、中旬以降に回復し、最終的には20,356円で9月を終えました。9月は配当権利確定月なので、高配当株や優待銘柄に買いが入りやすい時期でもあります。私もこの流れに乗り、いくつかの銘柄を買い増しました。
米国株
9月は米国株も調整気味の動きでした。ダウ平均は月末に22,400ドル付近となり、方向感のない展開が続きました。税制改革の進展やFRBの動向に注目が集まる中、ハイテク株を中心に利益確定の売りが出たようです。
為替(FX)
ドル円は月初に108円台、その後は一時107円台まで下落しました。地政学リスクやFOMCの影響もありましたが、月末にかけては112円付近まで戻しました。円高の場面では米国株ETFを買い増す良いチャンスだったと思います。
週ごとの投資の振り返り
【1週目】9月1日~9月8日
この週は北朝鮮のミサイル発射の影響で日経平均が下落し、リスク回避の動きが強まりました。FXでは円高が進み、ドル円は107円台まで下落しました。
私はこのタイミングで、米国ETF(SPYDとVYM)を少し買い増しました。円高の時は米国株を安く買えるチャンスです。
【2週目】9月11日~9月15日
日経平均は19,800円台まで回復しました。配当取りの買いが入りやすい時期ということで、JT(日本たばこ産業)やKDDIを追加しました。どちらも安定配当銘柄なので、長期的に持つには安心感があります。
FXではあまり動かず、リーベルEAも小さな利益でした。裁量トレードはせず、様子見していました。
【3週目】9月18日~9月22日
この週はFOMCがあり、ドル円が上下に振れる展開でした。FRBはバランスシート縮小の方針を発表し、ややドル高方向へ。私はあまり大きな動きはせず、配当狙いの日本株をキープ。
また、ANAホールディングスの株を買い増しました。優待で航空券が半額になるので、旅行好きにはありがたい銘柄です。
【4週目】9月25日~9月29日
9月末に向けて日経平均は再び20,000円台を超えました。配当権利落ち後の動きもありましたが、大きな下げはなく堅調でした。私は今月仕込んだ銘柄をそのまま持ち越し。
FXではドル円が112円台まで回復しましたが、リーベルEAのポジションがうまく決まり、+10万円ほどの利益でした。
9月の総括と10月の展望
9月は配当を意識した投資が中心でした。日本株の高配当銘柄を増やし、FXは少なめのポジションでリスクを抑えました。EAも大きな利益は出ませんでしたが、安定して稼働していました。
10月は相場が荒れやすい月でもあります。過去のデータを見ると、世界的に株価が下落しやすい傾向があるので、ポートフォリオのリスク管理をしっかりしようと思います。特に米国市場は税制改革の進展次第で大きく動く可能性があるので、ETFの買い増しタイミングを慎重に見極めたいところです。
また、リーベルEAの設定を少し見直して、ボラティリティが高い時でも対応できるように調整する予定です。
コラム:セミリタイア生活のひとコマ
9月は少し涼しくなってきたので、妻と近場の温泉に行きました。東京から1時間ほどの箱根にある温泉旅館でのんびり過ごしました。平日だったので人も少なく、貸切風呂も楽しめました。
セミリタイアしてから、こうやって平日にゆっくり旅行ができるのは本当に贅沢だなと実感します。投資で収入を得ながら、自分のペースで生活できるのは理想的ですね。
最近、読者の方から「セミリタイア後の生活で何を大切にしているか」という質問をいただきましたが、私の場合は「時間の自由」と「家族との時間」が最優先です。収益も大事ですが、働いていた頃よりもストレスなく、好きなことをできる生活が一番だと思っています。
おわりに
9月は堅実な投資で利益を積み上げることができました。来月は相場の動きを見つつ、リスク管理を徹底しながら運用を続けていきます。
配当や優待の恩恵を受けながら、長期的な視点で資産を増やしていくスタイルは、今の自分に合っていると改めて感じました。10月も焦らず、着実に進めていきます。
それではまた来月の報告でお会いしましょう。
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