6月が終わりましたね。夏が近づいてきて、東京も蒸し暑くなってきました。
先月はG7サミットや米中貿易摩擦の影響もあり、株式市場は不安定な展開が続きました。特に米国株は大きく調整する場面があり、含み益が少し減りましたね。
一方で、FXでは相変わらずドル円が乱高下。110円を挟んだ攻防が続き、スイングトレードをするには難しい相場でした。裁量トレードでは小さく取ることを意識しましたが、結局利益はそこまで伸びず。
EA(自動売買)の方はというと、まだお試し段階ですが、6月は安定した成績を残せました。短期間のレンジ相場でしっかり利確してくれたので、このまま設定を微調整しながら様子を見たいと思います。
では、今月の収支を見ていきます。
6月の投資成績
項目 | 損益 |
---|---|
株式 | +40万円 |
FX | +10万円 |
EA | +5万円 |
6月のトータル損益 | +55万円 |
今月は株式が堅調でしたが、FXは相変わらず波のある展開でした。
6月の市場動向と投資結果
1週目(6月1日~8日):米雇用統計の発表でドル円が一時急騰
6月の始まりは雇用統計でした。結果は予想よりも強く、ドル円は一時110円台半ばまで上昇。ただ、長続きせず、また109円台に戻る展開でした。
この動きを見て、一度109.80円付近で買いを入れたものの、すぐに利確してしまい、もう少し持っておけばよかったと後悔。まだまだトレードの我慢が足りませんね。
株の方は特に大きな動きはなく、配当目的で買っていた銘柄から安定した配当金が入りました。
2週目(6月9日~15日):FOMCで利上げ決定、日本株には逆風
2週目はFOMC(米連邦公開市場委員会)があり、予想通り0.25%の利上げが決まりました。ただ、市場の反応は意外と冷静で、ドル円も110円台を挟んでの値動きに終始。
日本株は為替の影響を受けやすい銘柄が軟調。特に輸出関連株は売られる展開になりました。ただ、高配当銘柄についてはそこまで影響がなく、むしろ押し目買いのチャンスと見て、いくつか買い増ししました。
3週目(6月16日~22日):米中貿易摩擦の影響で米国株が調整
この週は米国株の調整が目立ちました。トランプ政権が中国に対して新たな関税措置を発表し、ダウ平均が600ドル近く下げる場面も。米国株の比率が高い自分のポートフォリオも、当然ながら含み益が減少しました。
ここで大事なのは、こういう下げ相場のときに慌てて売らないこと。長期投資を基本にしているので、一時的な下落には耐えられるメンタルを持つのが大事です。むしろ、この下げを活かしてVTI(米国株ETF)を少し買い増ししました。
FXの方は相変わらず微妙な動きで、何度かエントリーしてもすぐに建値撤退。あまり無理して取らないように意識しました。
4週目(6月23日~30日):EAが少しずつ機能し始める
6月も最終週。ここでEAの成績を見直しました。6月は+5万円と小さい額ではありますが、安定して勝てているのは良い傾向。
EAはまだ試験運用中なので、大きなロットで運用はしていませんが、バックテストのデータを見る限り、もう少しポジションを持たせても良いかもしれません。7月に向けて設定を微調整していく予定です。
まとめと7月の展望
6月は米中貿易摩擦の影響もあり、全体的に調整ムードの強い相場でした。自分としては、焦らずに高配当株を買い増しつつ、FXでは慎重にトレードをしていく方針でやってきました。
7月も引き続き、米中関係のニュースには注意が必要ですね。FOMC議事録の公開や、米国企業の決算発表もあるので、相場が荒れる可能性があります。
また、EAの運用も本格化させていく予定です。もう少しロットを上げて、リスク管理しながら試していきます。
コラム:セミリタイア生活と最近の過ごし方
相場の話ばかりなので、ちょっと日常の話も。
最近、妻と一緒に近所のカフェ巡りをするのが楽しみになっています。先日は表参道のちょっとオシャレなカフェでランチをしました。昔は仕事ばかりで、こういう時間を持つことすら難しかったので、今の生活のありがたさを実感しています。
おわりに
6月は調整の多い月でしたが、長期目線で見れば大きな問題ではありません。こういう相場だからこそ、焦らず冷静に対応することが大事ですね。
7月は市場の動きに引き続き注意しながら、EAの調整や株の買い増しなど、できることを一つずつ進めていこうと思います。
暑い日が続きますが、体調管理もしっかりしつつ、無理せず投資を楽しんでいきましょう。では、また次回の更新で。
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