10月は例年通り、相場が不安定になりやすい時期ですが、今年は特に荒れました。
米大統領選を控えた不透明感、新型コロナの感染拡大による景気懸念、そして米国株の下落が重なり、日本市場も乱高下しました。
そんな中で、私のポートフォリオも影響を受けましたが、FXとEA運用で何とかカバーしつつ、10月の収支は以下のような結果となりました。
10月の投資結果
項目 | 収支(万円) |
---|---|
株式投資 | +20 |
FX | +10 |
EA(リーベル) | +5 |
合計 | +35 |
全体的に小幅なプラスで終えることができましたが、株式市場の下落により、9月と比べると収益はかなり落ち込んでいます。では、週ごとに振り返ってみましょう。
10月の週ごとのトレード・出来事
1週目(10月1日〜10月4日):日経平均は2万3,000円台を維持
10月の始まりは比較的落ち着いた動きでした。日経平均は23,000円台をキープし、米国株も大統領選を控えて方向感がない状態。ただ、個別株では配当取りの売買が活発でした。私はJT(2914)と三井住友FG(8316)を追加購入し、高配当株のポジションを増やしました。
FXはやや難しい相場。ドル円は一時105円台まで戻りましたが、その後じりじりと下落。私はスキャルピング中心に回して、ほぼトントンでした。
2週目(10月5日〜10月11日):トランプのコロナ感染と市場の混乱
この週は大統領選の行方がより混沌とし、トランプ大統領が新型コロナに感染したニュースが市場を揺るがしました。米国株は乱高下、日本市場も影響を受けました。特にハイテク株は大きく下げ、私の持っているソフトバンクグループ(9984)も含み益が減少。
FXでは、リスクオフの動きで円高が進みました。私はリスクを取らず、小ロットでEAを回しながら様子見。結果、EAの利益が+2万円ほどで、助けられました。
3週目(10月12日〜10月18日):相場の落ち着きと配当入金
この週は、トランプ大統領が回復し、大統領選の討論会が再開されたことで、市場も若干落ち着きを取り戻しました。日本株も持ち直し、私の持ち株の配当金がいくつか入ってきました。
JTと三井住友FGの配当が合計約6万円(税引き後)入り、再投資用の資金として確保。また、ここで少し余剰資金ができたので、三菱UFJ(8306)を少し買い増ししました。
FXはあまり動かさず、EAの運用も通常運転。合計で+5万円ほどの利益になりました。
4週目(10月19日〜10月25日):米株の下落と円高進行
この週は相場が再び不安定に。米国の経済指標が悪化し、景気回復の遅れが意識される中、米株が大きく下げました。特にナスダックのハイテク株が売られ、AmazonやAppleなども下落。日経平均もつられて22,000円台まで押す場面がありました。
私はこの局面で買い増しするか悩みましたが、結局様子見。米大統領選が近づいており、下手にポジションを増やすのはリスクが高いと判断しました。
FXではドル円が一時104円を割る場面もあり、私はショートを狙いましたが、値動きが激しくなりすぎて微益撤退。トータルでは+3万円程度の利益にとどまりました。
5週目(10月26日〜10月31日):月末の急落と11月への不安
10月の最終週は波乱の展開でした。米株が急落し、ダウ平均は28,000ドルを割り込みました。日本市場も影響を受け、日経平均は再び22,000円台へ。私のポートフォリオも影響を受け、評価損益はマイナスになった銘柄も出てきました。
ただ、ここで焦って売ることはせず、来月以降の回復を期待してホールド。11月に入れば米大統領選も終わり、相場の方向性が見えてくるはずです。
EAは月末の乱高下を避けるため、早めに停止。結果、+5万円ほどの利益でフィニッシュしました。
10月のまとめと11月の展望
10月は不安定な相場が続きましたが、何とか+35万円の利益を確保できました。米大統領選を控えているため、11月もボラティリティの高い展開が続くでしょう。
11月のポイントは以下の通り。
- 米大統領選の結果と市場の反応
- コロナの感染再拡大と経済対策の動向
- 日本市場の年末ラリーの兆しがあるか
11月は慎重な姿勢を維持しながら、チャンスがあれば追加投資も考えたいと思います。
雑記:セミリタイア生活と秋の楽しみ
10月は投資も忙しかったですが、プライベートでは妻と紅葉を見に軽井沢へ小旅行に行きました。平日だったこともあり、人も少なく、のんびりとした時間を過ごせました。
セミリタイアしてから、こういう「混雑を避けて好きなタイミングで旅行に行ける」のは本当に良いですね。忙しく働いていた頃にはなかなかできなかったことなので、改めて自由な生活のありがたみを感じます。
また、最近は読者の方からFXのEA運用について質問をいただくことが増えてきました。リーベルの設定についても、今後ブログで少しずつ解説していこうと思います。
おわりに
10月は相場が荒れる中で、何とかプラスを維持できたものの、今後の展開は読めません。11月は大統領選後の相場の動きに注意しながら、慎重に投資を進めていきます。
今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。皆さんの投資も順調であることを願っています。来月も頑張りましょう。
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