2月が終わり、マーケットは大きく動いた1カ月でした。
ウクライナ情勢の緊迫化や、FRBの利上げ観測が強まる中で、為替は円安が進行し、米国株もボラティリティの高い展開となりました。一方で、国内株式市場は比較的堅調に推移し、高配当株への資金流入が続いているように感じました。
今月は特にFXの動きが難しく、リーベルEAの調整を何度か行いました。また、日本株の買い増しタイミングを探りつつ、新興国ETFにも少し資金を入れてみました。
以下、2月の振り返りをしていきます。
2月の投資結果
2月の収支は以下の通りです。
資産クラス | 損益(万円) |
---|---|
株式 | -10 |
FX | -5 |
EA(リーベル) | +45 |
合計 | +30 |
株式は一部銘柄の利益確定を行ったものの、保有銘柄の下落が響き、月間ではマイナスとなりました。FXは2月上旬に仕掛けたポジションが損切りとなり、最終的には -5万円となりました。一方で、リーベルEAが比較的安定して収益を出してくれたのが救いでした。
2月の相場とトレード振り返り
1週目(2月1日~2月6日):米国株の乱高下に振り回される
2月のスタートは荒れ模様でした。ナスダックやS&P500は方向感のない展開が続き、為替も乱高下しました。特にFRBの金融引き締め懸念が強まり、円安ドル高が進行しました。この影響で、米国株の保有比率が高い人はやや警戒感を持ったのではないかと思います。
私はこのタイミングで米国高配当ETF(VYM)を少し買い増しました。短期的には上下すると思いますが、長期的な資産形成としての買い増しは悪くないと判断しました。
2週目(2月7日~2月13日):リーベルEAが好調
この週はリーベルEAが比較的うまく機能し、1週間で+15万円の利益を確保しました。特にドル円のレンジ相場にうまく対応してくれました。
ただし、裁量トレードのほうはうまくいきませんでした。米CPI(消費者物価指数)の発表を見誤り、エントリータイミングをミスしてしまいました。やはり重要指標の前後は慎重に動かないといけないと再認識しました。
3週目(2月14日~2月20日):ウクライナ情勢とマーケットの不安定さ
ウクライナ情勢の緊迫化がマーケットに影響を与え始めた週でした。リスクオフの流れで、一時的に円高へ振れる場面もありましたが、結果的には再び円安方向へ戻りました。
日本株も神経質な動きになり、一部高配当株を利益確定しました。ただ、売った後に再び上昇する場面もあり、もう少し粘ればよかったとも思いました。こういう時に焦らないことが大事だと反省しました。
4週目(2月21日~2月28日):月末の急変動
2月最終週は、ウクライナ侵攻のニュースが市場を揺さぶりました。日経平均は一時的に大きく下げましたが、その後は買い戻しの動きも見られました。
為替市場も大きく動き、リーベルEAの一部ロジックを調整しました。ボラティリティが高い時期は、EAの設定も慎重に見直す必要があると実感しました。
まとめと3月の展望
2月は地政学リスクの影響を強く受ける相場でしたが、リーベルEAのおかげでプラス収支で終えることができました。ただし、裁量トレードの判断ミスや、日本株の利益確定のタイミングにはまだまだ改善の余地があります。
3月もウクライナ情勢やFRBの動向に引き続き注目しながら、投資を続けていきます。リーベルEAも相場に合わせた調整を加えながら、より安定した運用を目指していきます。
コラム:セミリタイア生活のリアル
投資とは関係ない話ですが、最近は妻と近所のカフェ巡りをするのが楽しみになっています。特にモーニングが充実しているカフェを探すのが趣味になりつつあります。
セミリタイア後の生活は、やることがないと暇になりがちですが、こうした小さな楽しみを見つけるのも大事だと感じています。投資のことばかり考えていても疲れるので、バランスを大事にしていきたいです。
おわりに
2月はマーケットの変動が大きく、難しい相場でした。こういう時こそ、感情的な取引を避け、リスク管理を徹底することが重要だと再認識しました。
3月も引き続き不安定な相場が続くと思いますが、焦らず、自分のスタイルを守って投資を続けていこうと思います。
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