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日銀サプライズの12月相場を振り返る【投資結果】

あけましておめでとうございます。

2023年が始まりました。2022年はなかなか波乱の一年でしたが、皆さんにとってどんな年だったでしょうか。

さて、12月の投資結果を振り返りつつ、2022年全体の総括もしていきたいと思います。昨年は米国の利上げや円安など相場の変動が大きく、手探りの一年でした。12月はその最終局面ということで、慎重に投資を進めました。

12月のマーケット振り返り

2022年の最後の月、12月はやはりFOMC(米連邦公開市場委員会)の影響が大きく、市場も神経質な動きを見せました。FRBは利上げペースを若干緩めるものの、タカ派姿勢は変わらず、米国株はやや軟調。日経平均も影響を受けましたが、円高方向への振れもあり、為替市場も不安定でした。

日本では日銀の金融政策修正が話題になりました。12月20日、日銀は長期金利の変動許容幅を±0.5%に拡大。市場はこれを事実上の利上げと受け止め、円が急騰。ドル円は一時130円台に突入し、FX市場でも大きな動きとなりました。私もこの影響を受け、リスク管理の大切さを改めて感じた月でした。

12月の投資成績

それでは、12月の投資成績を振り返ります。

投資対象収益(万円)
株式投資+70
FX+25
EA(リーベル)+75
合計+170

全体としてはプラスで終えましたが、日銀の政策変更による急激な円高には少しヒヤリとしました。

株式投資

日本株は高配当銘柄を中心に運用しているため、暴落の影響は軽微でした。ただ、12月はボラティリティが高く、一時的に利益が減少する局面もありました。

保有銘柄では、商社株(伊藤忠・三菱商事など)は比較的堅調でしたが、一部のハイテク株が軟調だったため、トータルでは+70万円ほどの利益にとどまりました。

FXトレード

12月20日の急激な円高は予想外でした。ドル円は1日で5円以上動くという展開で、裁量トレードでは一時的に含み損を抱えました。ただ、リスク管理を意識し、ロットを抑えていたため、最終的には+25万円ほどの利益にまとめることができました。

EA(リーベル)

自作EA「リーベル」の運用成績は+75万円と堅調でした。ボラティリティの高い相場の中で、リスク管理を意識した運用が奏功しました。ただ、今後の相場変動を考えると、パラメータの見直しも必要になりそうです。

12月のトレード振り返り

1週目(12月1日〜12月9日)

雇用統計前後でFX市場はやや不安定でしたが、裁量トレードではあまり動かさず、EA主体の運用。株式は年末の配当狙いで一部買い増し。

2週目(12月10日〜12月16日)

米CPI(消費者物価指数)が発表され、米国市場は乱高下。インフレ鈍化の兆しが見られたものの、FRBは利上げ継続を明言。為替市場もやや円高に振れたが、大きな損失は回避。

3週目(12月17日〜12月23日)

日銀の政策変更で大荒れの週。ドル円の急落を受け、一時的に含み損を抱えたものの、EAがうまくカバーしてくれた。株式は商社株を追加購入。

4週目(12月24日〜12月31日)

年末相場で出来高が減少。大きなトレードはせず、ポジション整理が中心。EAも低リスクモードで運用し、安定した結果に。

2022年の総括

2022年の年間収益は以下のようになりました。

投資対象収益(万円)
株式投資+850
FX+250
EA(リーベル)+700
合計+1,800

振り返ると、2022年はEA「リーベル」の本格運用が軌道に乗り、大きな成果を出せた1年でした。また、円安を背景に株式投資も順調に推移し、目標としていた年間+1,500万円を上回る結果となりました。

一方で、2023年は市場環境がより厳しくなる可能性が高いと考えています。FRBの利上げ継続、日銀の金融政策転換など、不確定要素が多いです。そうした中で、柔軟なリスク管理と分散投資がより重要になりそうです。

2023年の展望

2023年の投資方針としては、以下の点を重視していきます。

EA(リーベル)のさらなる最適化

現在の設定ではボラティリティの高い相場に強いものの、一部の局面ではドローダウンが発生しやすい。より安定した運用を目指し、パラメータを調整する予定。

株式は高配当+成長株のバランスを意識

2022年は配当株中心だったが、2023年は成長株にも少しずつ資金を入れていく。特に、円高が進む場合は国内株より米国株の比率を増やすことを検討。

FXはリスク管理を徹底

2022年の円安相場は一服し、2023年は不安定な相場が続く可能性が高い。過剰なレバレッジを避け、堅実なトレードを心がける。

おわりに

2023年も、セミリタイア生活を楽しみつつ、投資を続けていきます。投資の世界は常に変化していくので、その流れにうまく乗れるように柔軟に対応していきたいですね。

今年もよろしくお願いします。読者の皆さんにとって、良い投資の年になりますように。

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