4月が終わり、5月に入りました。
春らしい暖かい日が増え、都内の公園を散歩するのが気持ちいい季節です。投資の方は、日経平均が4月に入ってからも軟調で、円高が進行しながら株価がなかなか上がらない状況が続きました。
配当金の支えはあったものの、含み損が増えてくる場面もあり、なかなか気の抜けない一か月でした。
それでは、4月の投資結果と出来事を振り返っていきます。
4月の投資結果
4月の結果は以下の通りでした。
資産クラス | 損益(万円) |
---|---|
株 | +60 |
FX | +20 |
合計 | +80 |
今月は配当金の恩恵があったものの、日経平均が4月中に1,600円ほど下落し、個別株の評価額は下がり気味でした。FXでは相場の変動が激しく、思ったより利益を伸ばせませんでしたが、何とかプラスで終えることができました。
4月のマーケット振り返り
① 日経平均は続落、16,000円割れ目前
4月の日経平均は17,000円台からスタートしましたが、終盤にかけて16,000円を割り込みそうになる場面もありました。
日銀の金融政策に対する失望感もあり、円高が進んだことが大きな要因です。特に4月28日の金融政策決定会合で「追加緩和なし」と発表されたことで、一気に売りが加速しました。
② 為替相場は急激な円高に
為替は1ドル113円前後からスタートしましたが、4月末には106円台に突入しました。円高の影響で輸出株は総じて冴えず、自分が持っている銘柄の一部も軟調でした。特に自動車や機械セクターは苦しい展開でした。
③ 配当金シーズン到来
4月は配当金の振り込みが続々とありました。高配当銘柄を中心に投資しているので、こういう時に配当のありがたみを実感します。株価が下がると気分が落ち込みがちですが、定期的に入ってくる配当があると気持ちが楽になります。
週ごとのトレード・出来事
【第1週】(4月1日〜8日)
4月のスタートは比較的安定していました。日経平均は17,000円前後で推移し、手持ちの株もそこまで大きく動かず。為替も112〜113円のレンジで落ち着いていたため、まだ「円高警戒モード」には入っていませんでした。
【第2週】(4月11日〜15日)
この週に入ってから、為替が円高方向へ動き始めました。ドル円が110円を割り込む場面があり、輸出関連株が軟調に。トヨタ、ソニーなども下げており、保有銘柄の一部も影響を受けました。
この頃、FXでは短期トレードを意識しつつ、ドル円の戻り売りを試してみました。ただ、慎重になりすぎて大きな利益は取れず、トータルで+5万円程度。
【第3週】(4月18日〜22日)
この週のメインイベントはG20(主要20か国財務相・中央銀行総裁会議)でした。市場では「円高是正に向けた介入があるか?」と注目されていましたが、結局は口先介入に終わり、円高トレンドは続きました。日経平均は16,500円台まで下落。
この週は特に大きな売買はせず、じっと耐える展開でした。
【第4週】(4月25日〜28日)
4月28日の日銀金融政策決定会合が最も荒れたタイミングでした。「追加緩和なし」という発表で、ドル円は一気に108円→106円台へ下落。日経平均も16,000円割れ目前まで急落しました。
この日はFXでショートを入れていたので多少の利益が出ましたが、一部のロングポジションがやられてしまい、トータルでは+10万円程度。やはり、こういう重要イベントはポジション管理が大事だと再認識しました。
4月のまとめと5月の展望
4月は円高の影響で厳しい展開でしたが、配当金で気持ちを落ち着けながら耐えることができました。やはり、セミリタイア生活を送る上で「定期的なキャッシュフロー」は精神的な安定につながるなと実感しています。
5月の相場ですが、為替の動向が引き続きカギを握りそうです。円高トレンドが続くと、株式市場の回復も鈍くなる可能性があるため、為替をチェックしながら慎重に動いていきたいところ。株については、5月の配当権利落ちで安くなった高配当銘柄を狙うのもアリかもしれません。
セミリタイア生活の近況
4月は相場が不安定だったので、投資のことを考える時間が長くなりましたが、気分転換も兼ねてカフェ巡りや散歩を意識的に取り入れました。新しく見つけたお気に入りのカフェがあって、最近はそこで相場チェックをするのが日課になっています。
また、妻と一緒に久々に温泉旅行へ行ってきました。相場が荒れていても、こうやって日常の楽しみを大事にしながら生活できるのは、セミリタイアの良さだなと改めて思いました。
おわりに
4月は厳しい相場でしたが、配当金とFXのプラスで何とか乗り切りました。5月は少し落ち着いてくれるといいのですが、油断せずに相場と向き合っていきたいと思います。
また、セミリタイア生活に関する質問などあれば、コメントやSNSで気軽に聞いてください。では、また来月の振り返りでお会いしましょう。
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