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日経平均21,000円台の3月、乱高下する相場と配当狙いの投資戦略

3月は市場のボラティリティが高まり、日経平均は21,000円台を挟んで上下を繰り返しました。特に月初めにはアメリカのトランプ政権が鉄鋼・アルミの輸入関税を発表し、貿易摩擦への懸念から株価が大きく下落。これを受けて日本株も一時売られる展開になりました。

そんな中でも、私は比較的落ち着いて投資を続けることができました。配当狙いの長期投資というスタイルは、こういう相場でもあまり慌てることなく、むしろ買い増しのチャンスとして捉えることができます。

では、今月の成績を振り返ります。

3月の投資結果

FXEA月合計
3月+70+10+5+85

株の成績は+70万円とまずまずの結果でした。相場が荒れる中で、3月は配当権利確定月の銘柄も多く、少しずつ買い増しをしました。特にJT(日本たばこ産業)や三菱商事といった高配当銘柄を中心にポジションを増やしました。

FXは+10万円と小幅なプラス。ドル円が105円を割る場面もありましたが、短期の逆張りで細かく利益を出せました。EA(自動売買)は+5万円で、まだ試験運用の段階です。相場が荒れたときの挙動を確認しながら、設定を少しずつ調整しているところです。

3月の相場振り返り

3月の市場は、アメリカの貿易政策を巡る不安定な動きが目立ちました。具体的には、トランプ大統領が鉄鋼とアルミニウムの輸入関税を発表し、中国が対抗措置を示唆したことで市場は混乱しました。

日経平均は一時20,000円台前半まで下がる場面もありましたが、その後は回復し、21,000円台を挟んで推移。とはいえ、まだまだ安心できる状況ではなく、引き続き警戒が必要です。

3月は配当権利確定の月でもあり、高配当銘柄が比較的堅調に推移していたのは救いでした。3月末時点では、私の持ち株もそこまで大きなダメージを受けることなく乗り切れました。

週ごとのトレード振り返り

1週目(3月1日~3月9日):貿易戦争懸念で急落

3月のスタートは最悪でした。トランプ政権が鉄鋼・アルミに関税をかけると発表し、貿易戦争懸念でダウが大きく下落。日経平均もつられて売られ、私のポートフォリオもマイナスに。

ただ、ここで慌てることなく、配当権利確定のあるJTや三菱商事を少し買い増し。3月末に向けて戻ることを期待しての動きでした。

2週目(3月12日~3月16日):反発と利益確定売り

米国雇用統計が市場予想を上回り、相場は一時回復。ドル円も106円台に戻り、少し安心できる展開に。ただ、すぐに戻り売りに押され、相場は再び不安定に。

この週は、新たな買いはせず、保有株の値動きを確認しながら様子見の姿勢でした。

3週目(3月19日~3月23日):FOMC通過後の動きに注目

米連邦準備制度理事会(FRB)が3月のFOMCで利上げを決定。これによりドル円がやや上昇し、一時107円台を回復。しかし、その後すぐに売りに押され、再び106円割れへ。

FXの短期トレードでは、この週は少し利益を積み上げることができました。EAはまだ様子見でしたが、損失は出さずに済みました。

4週目(3月26日~3月30日):配当権利確定で反発

3月末は、配当狙いの買いが入り、株価が反発。私のポートフォリオも少し持ち直し、3月のトータルで見るとプラスで終えることができました。

また、この週にはFXの裁量トレードで円高の動きに乗り、短期の利益を出せました。EAはプラスマイナスゼロで終わりましたが、大きな損失がなかっただけでも収穫です。

4月の展望と戦略

4月は新年度相場となり、機関投資家の動きが変わる時期。特に、日本企業の決算発表シーズンも控えているので、業績が良い銘柄を狙っていきたいと考えています。

FXに関しては、引き続きドル円の動きを注視。米国の利上げが続く中で、どこまで円高圧力が続くのかがポイントになりそうです。裁量トレードでは慎重に動きながら、EAの設定を少しずつ調整していく予定です。

また、4月は少しポートフォリオを見直す時期でもあります。相場が不安定なときこそ、焦らず冷静に判断することが大切ですね。

セミリタイア生活のひとこま

3月は、妻と久しぶりに都内の桜を見に行きました。東京の桜は本当にきれいで、満開のタイミングで上野公園に行ったら、すごい人出でした。カフェでのんびりしながら桜を眺めるのは、セミリタイアの醍醐味ですね。

投資のことを考える時間が多いですが、こういうリラックスする時間も大事。投資を続けながら、夫婦でこうした時間を楽しめるのがセミリタイアのいいところだなと改めて感じました。

おわりに

3月は市場のボラティリティが高く、トレードするには難しい相場でした。ただ、長期投資を続けることで、こういう時期でも落ち着いていられるのは強みです。

4月も冷静に相場を見ながら、焦らず運用を続けていきたいと思います。

それでは、また次回の更新で。

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