10月は荒れた相場になりました。
日経平均は月初の2万4000円台から急落し、月末には2万1000円付近まで下落。米国市場も同様で、NYダウは一時25000ドル割れ。世界的なリスクオフムードが広がる中、10月は調整色の強い月になりました。
そんな中、僕のポートフォリオも影響を受けましたが、配当や優待の恩恵を受けつつ、FXとEA運用で収益を確保することができました。では、10月の投資成績を振り返っていきます。
10月の投資成績
10月の収支は以下の通りでした。
月 | 株 | FX | EA | 月合計 |
---|---|---|---|---|
10月 | +50万円 | +5万円 | +5万円 | +60万円 |
10月は株の値下がりに悩まされましたが、配当や優待の恩恵もあり、なんとかプラスで終えることができました。FXは相場の荒れ具合が大きく、一時的にポジションを減らしていたので利益は控えめです。EAはまだ試験運用の段階ですが、安定的にプラスを出してくれています。
10月のマーケット動向と投資行動
【第1週】米国市場の下落が影響
10月に入ってすぐに米国市場が大きく崩れました。特にハイテク株の下落が目立ち、ナスダック指数は大幅に下落。これを受けて日経平均も売りが先行し、23000円をあっさり割り込みました。
僕もこの局面でいくつかの持ち株を整理。特に成長株はボラティリティが高いため、一部利確しました。逆に、高配当銘柄については買い増しのチャンスと判断。オリックスやKDDIなど、安定配当が期待できる銘柄を追加しました。
【第2週】円高進行でFXは調整
株式市場の混乱が続く中、為替市場も動きました。円高が進み、一時111円台だったドル円は一気に112円台へ。これによって、FXの裁量トレードは思ったように利益を出せず、一部損切りを実施。ただ、EAの方はうまくリスク管理が働いており、小幅ながらも利益を確保できました。
【第3週】日経平均2万2000円割れで買い場到来
日経平均はさらに下落し、ついに2万2000円を割り込みました。このタイミングで、僕はJT(日本たばこ産業)を買い増し。配当利回りが6%を超えており、長期的に考えるとおいしい水準です。
また、この週はFXでも少し勝負をしました。ユーロドルの動きが読みやすかったので、スイングトレードで利益を狙い、+2万円ほど獲得。
【第4週】相場反発の兆し
10月末にかけて、米国市場が持ち直しの動きを見せました。NYダウが再び25000ドルを回復し、日経平均も反発基調に。この流れを見て、僕は日本株の短期トレードを再開。三菱UFJやソフトバンクグループの短期売買で+10万円ほどの利益を確保しました。
10月の投資を振り返って
正直、10月はかなり難しい相場でした。株価が下がる中でメンタルを保ちつつ、どこで買うべきかを見極めるのが大変でした。ただ、配当を目的とした銘柄に関しては、焦らずコツコツ買い増すことで、安定した収益を確保できました。
FXは慎重にやりすぎた感もありましたが、リスクを抑えた分、損失を防ぐことができたのは良かったです。EAの運用も引き続きテスト中ですが、想定以上に安定しているので、11月以降はロットを少し上げてみる予定です。
11月の展望
11月は以下の点に注目しています。
- 米国中間選挙(11月6日):株式市場の方向性を決める大きなイベント
- FRBの利上げ見通し:12月の利上げが確実視されているが、相場への影響は?
- 円高の進行:112円台で推移するドル円がどこまで落ちるのか
僕自身の投資戦略としては、引き続き高配当株の買い増しを狙いつつ、FXやEAの運用を強化する予定です。相場が落ち着けば短期トレードの機会も増えてくると思うので、慎重に見極めていきます。
セミリタイア生活の小話
最近、妻と一緒に近所のカフェ巡りをするのが日課になっています。特に、10月は天気の良い日が多かったので、散歩がてら新しいお店を開拓。先日は、焼きたてのアップルパイが名物のカフェを見つけて、夫婦でお気に入りになりました。
こういう時間が持てるのも、セミリタイアしているおかげだなと改めて感じます。投資は波があるけど、配当収入がしっかり入ってくるおかげで、安心して生活できるのがありがたいですね。
おわりに
10月は荒れた相場でしたが、なんとか乗り切ることができました。読者の皆さんも、焦らずに自分の投資スタイルを貫いていくことが大事だと思います。今月の振り返りが少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは、11月も引き続き頑張っていきましょう!
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