昨年はコロナショックから始まり、その後の金融緩和と株式市場の回復、さらには米国大統領選挙など、投資家にとっては大きなイベントが続いた1年でした。
12月は例年通り年末ラリーが発生し、株式市場は堅調に推移しました。FXも比較的落ち着いた動きでしたが、EAの成績が安定していたのが大きな収穫でした。
それでは、2020年12月の投資結果を振り返ってみます。
12月の投資結果
項目 | 損益(万円) |
---|---|
株式 | +30 |
FX | +15 |
EA(リーベル) | +35 |
合計 | +80 |
12月は全体的に好調な結果となり、トータルで+80万円の利益を確保しました。特にEA「リーベル」が安定して稼働し、期待通りの結果を出してくれたのが印象的です。
12月のマーケット振り返り
2020年の締めくくりとなる12月の相場は、やはり「年末ラリー」が起きました。日経平均は一時2万7000円を超え、バブル後の最高値を更新しました。米国市場もS&P500が最高値を更新するなど、強気の展開が続きました。
一方で、12月は米国の追加経済対策の議論が進んでおり、市場の期待感が高まる一方、年末にかけてのコロナ感染再拡大も警戒されていました。ただ、ワクチン接種が欧米で始まったこともあり、投資家心理は比較的前向きだったように感じます。
12月のトレード振り返り
【1週目】12月相場の様子見、株の仕込み
12月上旬は年末ラリーを見越して日本株を少し買い増しました。主に高配当株を狙い、銀行株やインフラ関連を中心にポジションを増やしました。配当利回りを意識しつつ、来年以降の安定収益を狙う戦略です。
FXでは大きな動きはなく、EAの自動売買が中心。特にリーベルの稼働状況は安定しており、スプレッドの広がりも少なく、良好な成績でした。
【2週目】米国市場の堅調さを確認
12月中旬、米国市場の上昇が続いたため、米国ETFを追加購入。VOO(S&P500)とVYM(高配当ETF)を少しずつ積み増しました。配当再投資も視野に入れ、なるべく長期目線で運用。
FXでは雇用統計後にやや乱高下しましたが、大きな損失なく乗り切ることができました。EAは引き続き安定しており、12月の利益の半分以上を稼ぎ出してくれました。
【3週目】クリスマス相場で様子見
年末が近づくと、相場は落ち着きを見せました。株もFXも大きな値動きが少なく、積極的な売買は控えました。特にクリスマス休暇前後は市場参加者が減るため、FXのポジションは最小限に抑えました。
EAは相場が動かない時期も比較的安定しており、スプレッドが広がらない限りはしっかりと利益を確保してくれました。
【4週目】年末ラリーと利益確定
12月最終週、年末ラリーの流れに乗って、一部のポジションを利益確定しました。特に日本株の一部を売却し、短期的な値上がり益を確保。FXは無理せず、新規ポジションはあまり持たずに慎重な運用。
EAはこの期間も安定し、月の利益目標を達成する形で運用を終えました。
2020年の年間総括
2020年は波乱の1年でしたが、年間の利益は+330万円と、なんとかプラスを維持できました。
年間損益(2020年) | 金額(万円) |
---|---|
株式 | +125 |
FX | +75 |
EA | +130 |
合計 | +330 |
コロナショック時に大きく損失を出しましたが、下半期の回復とEAの安定稼働でなんとかプラス圏まで戻せました。2020年はEAの導入によってリスク分散の重要性を改めて実感した1年でした。
2021年の展望
2021年は、引き続き「株+FX+EA」のバランスを意識しながら運用を進めていく予定です。
- 日本株・米国株の継続投資
- 2021年もコロナの影響は続くと思われるため、高配当株やディフェンシブ銘柄を中心にポートフォリオを維持。
- 米国市場は引き続き堅調と見て、VOOやVYMの積み増しを検討。
- FXは慎重に
- コロナ後の金融政策の変化に注視し、無理なポジションは持たずに慎重な取引を心がける。
- EA「リーベル」の改良
- 2020年はEAの安定稼働が収益を支えたため、2021年はさらなるパフォーマンス向上を目指して設定を微調整。
- ボラティリティが高まる場面での運用ルールを強化。
セミリタイア生活のひとコマ
2020年はコロナ禍で外出が制限されることが多かったですが、そんな中でも妻との時間を大切にすることを意識しました。週末は近所のカフェでコーヒーを飲みながら相場の話をしたり、時々都内のホテルに泊まって気分転換をしたり。セミリタイアの良さを再認識する1年でした。
2021年は、少しずつ旅行や外食を楽しめるようになるといいなと思っています。
おわりに
2020年はコロナに振り回された1年でしたが、投資面では大きく学ぶことができました。2021年も安定した運用を目指しながら、楽しみつつ投資を続けていきます。
それでは、今年もよろしくお願いします。
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