4月は米国市場の波乱が続き、日経平均も影響を受ける形になりました。特に米国の利上げ観測が強まる中、グロース株が大きく売られ、ナスダックは月間で約13%も下落。一方で、円安が進んだことで、ドル資産を持っている人には追い風となった月でもありました。
そんな相場の中、4月の投資結果は以下の通りです。
4月の損益
| 項目 | 損益(万円) |
|---|---|
| 株式 | 0 |
| FX | +10 |
| EA(リーベル) | +50 |
| 合計 | +60 |
株式はほぼ横ばいでしたが、FXとEAが好調だったことで、なんとかプラスを維持しました。特にリーベルEAが市場の変動をうまく捉え、4月だけで+50万円の利益を出してくれました。
4月の相場とトレード振り返り
1週目:米国市場の下落と円安の進行
4月の第1週は、米国市場の不安定さが際立った週でした。3月のFOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げ方針が明確になったことで、市場はかなり神経質な動きをしていました。特にハイテク株が売られ、ナスダックが急落。
この影響を受けて、私が保有する米国株ETF(VYMやHDV)も一時的に下落しましたが、長期目線で見ればむしろ買い場とも考えられるので、4月5日にVYMを50万円分買い増ししました。
また、円安が進行して1ドル=125円台になったことで、ドル資産の評価額が上がりました。為替の影響で資産が増えるのはうれしいですが、円安が進みすぎると日本株の動きにも影響するので、今後の動向には注意が必要です。
2週目:雇用統計での円安加速とFXトレード
4月8日に発表された米国の雇用統計は予想以上に強い内容でした。失業率は3.6%に低下し、FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げペースが加速する可能性が高まったことで、ドル円は一時125円台後半まで上昇。
この流れを見て、私は4月11日にドル円の買いポジションを持ち、短期トレードで+10万円の利益を確保しました。ただ、この時点ではまだ上値が重い展開が続いていたので、深追いはせずに利確。
3週目:リーベルEAが好調
4月の中盤にかけて、リーベルEAのパフォーマンスが安定していました。
市場のボラティリティが高まる中でも、リーベルはトレンドをしっかりと捉え、小幅な利確を積み重ねてくれました。特に4月18日〜22日の週は、ドル円の上昇トレンドにうまく乗り、1週間で+20万円の利益を出すことができました。
4週目:決算シーズンと相場の不安定さ
4月後半は、米国の決算シーズンが本格化し、相場が一段と不安定になりました。特にハイテク企業の決算が市場の期待を下回るものが多く、ナスダックは大幅に下落。
この影響を受け、日本市場でもハイテク株が売られましたが、私は特に新規で売買することなく静観。VYMの追加購入も考えましたが、円安が進みすぎていたので、為替の動向をもう少し見極めたいと思いました。
4月のまとめと5月の展望
4月は、米国市場の調整と円安が進む中での投資となりました。株式はほぼ横ばいでしたが、FXとリーベルEAが好調で、月間収支は+60万円となりました。
5月に向けては、引き続き米国の利上げ動向に注意しつつ、株の買い場を見極めていく予定です。また、リーベルEAの設定を少し見直し、より効率よく利益を狙えるように調整するつもりです。
セミリタイア生活の近況
4月は天気のいい日が多く、妻と一緒に近所を散歩したり、カフェでのんびり過ごしたりする時間が増えました。特に桜の時期は、目黒川沿いを歩きながら季節の移り変わりを楽しみました。
投資だけでなく、こうした日常の時間を大切にできるのがセミリタイアの醍醐味だと改めて実感しました。
おわりに
4月は相場が不安定な中でも、EAとFXがうまく機能してプラスを維持することができました。5月も相場の変動に注意しつつ、長期目線を忘れずに投資を続けていきたいと思います。
それでは、また次回の更新でお会いしましょう。

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