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年末相場と配当収入の振り返り【12月の投資結果】

あけましておめでとうございます。2016年もよろしくお願いします。

年が明けたということで、まずは2015年12月の投資結果をまとめつつ、昨年を振り返ってみたいと思います。2015年は自分にとっても大きな変化の年でした。会社を早期退職し、セミリタイア生活をスタート。配当や優待をメインにした株式投資を軸にしつつ、新たにFXにもチャレンジしました。

では、12月の相場や投資結果を振り返ります。

12月の相場動向

2015年12月は、FRB(アメリカ連邦準備制度)が9年半ぶりに利上げを決定し、市場が大きく動きました。これまでゼロ金利政策が続いていたため、利上げの影響がどう出るのかが注目されていました。

利上げ発表後、米国市場は一時的に上昇しましたが、原油価格の下落が続いたことで年末にかけて再び軟調な展開となりました。

日経平均株価は12月の前半に一時20,000円を回復しましたが、年末に向けて下落し、結局12月末時点では19,000円台前半で終了。ドル円相場も一時123円台まで円安が進みましたが、利上げ後の利益確定売りなどで年末には120円前半に戻ってきました。

12月の投資結果

【株式投資】

12月は年末の配当狙いで一部銘柄を買い増しつつ、利益確定も実施。主力の高配当株は安定しており、トータルでプラスの結果になりました。

  • 取得銘柄:JT、KDDI、日本郵政など
  • 売却銘柄:ソフトバンクグループ(利確)
  • 配当金収入:4万円ほど

月間の株式投資の損益は +50万円 でした。

【FX】

12月のFXは難しい相場でした。米国利上げでドル円は上昇するかと思いきや、結局は年末にかけて円高方向へ。裁量トレードでは一部失敗もあり、利益を削る形になりましたが、トータルではプラス。

  • 取引通貨ペア:ドル円、ユーロドル
  • 主な取引戦略:短期スキャルピング、スイングトレード

月間のFXの損益は +10万円 でした。

12月のまとめ

投資対象損益(万円)
株式投資+50
FX+10
合計+60

12月は無難にプラスで終われましたが、利上げ後の市場の動きは読みにくく、FXは慎重なトレードが求められました。株は配当収入を増やしながら、安定的に運用できているので、この方針を継続しようと思います。

2015年の年間収支と振り返り

2015年の年間収支は以下の通りでした。

FX合計
1月+10+5+15
2月+20+10+30
3月+15+5+20
4月+30+10+40
5月+40+5+45
6月+25+10+35
7月+40+20+60
8月+30+10+40
9月+25+5+30
10月+40+10+50
11月+15+10+25
12月+50+10+60
合計+340+110+450

2015年のトータルでは、株式投資が +340万円、FXが +110万円 で、年間収支は +450万円 となりました。

セミリタイア初年度としては、まずまずの結果。株の配当収入も安定しており、FXの短期トレードもそこまで大きな損失を出さずに済んだのは良かったと思います。来年はもう少しリスクを管理しながら、利益を伸ばせるようにしたいです。

週ごとのトレード振り返り

【第1週目(12月1日〜12月6日):日経平均20,000円台回復】

12月のスタートは好調。日経平均は一時20,000円を回復し、12月4日には米国雇用統計の発表がありました。雇用統計の結果が市場予想を上回ったことで、FRBの利上げ確定がより強く意識され、ドル円は123円台まで上昇しました。

この週は、日本株の一部を利確。特にソフトバンクグループ(9984)を売却し、10万円ほどの利益を確定しました。配当狙いでKDDI(9433)やJT(2914)を少し買い増し。

FXではドル円の上昇を狙って短期の買いポジションを持ちましたが、利益確定が遅れてしまい、結局トントンで決済。

  • 株式投資:+10万円(ソフトバンク利確)
  • FX:±0円(ドル円スキャルピング)
  • 合計:+10万円

【第2週目(12月7日〜12月13日):FOMC待ちで様子見ムード】

この週は12月16日に控えたFOMC(米連邦公開市場委員会)を前に、市場全体が様子見の雰囲気に。日経平均も2万円手前で上値が重くなり、方向感が出ない状態でした。

個人的には、特に新規ポジションは取らず、既存の配当株を保有しつつ静観。FXではドル円の動きを見ながらスキャルピングで小さく利益を積み上げました。

  • 株式投資:±0円
  • FX:+3万円(短期トレード)
  • 合計:+3万円

【第3週目(12月14日〜12月20日):FRBが9年半ぶりの利上げを決定】

12月16日、ついにFRBが9年半ぶりに政策金利の引き上げを決定。市場ではすでに織り込み済みだったものの、発表後の相場は一時的にリスクオンに動き、米国株は上昇。日経平均も19,500円付近まで戻しました。

このタイミングで、日本株の一部を利確。三菱UFJ(8306)やオリックス(8591)を売却し、20万円ほどの利益を確定。年末の配当狙いで日本郵政(6178)を新規購入しました。

FXでは、発表直後にドル円が急騰したのを見てロングしましたが、利益確定のタイミングが遅れ、結局5万円の利益にとどまりました。

  • 株式投資:+20万円(三菱UFJ・オリックス利確)
  • FX:+5万円(ドル円ロング)
  • 合計:+25万円

【第4週目(12月21日〜12月27日):年末の利益確定売りで軟調】

クリスマス前後の市場は閑散としがちですが、今年はFRBの利上げもあって注目度が高かったです。ただし、結果としては利益確定の売りが優勢になり、日経平均は19,000円前半まで下落。

この週は株を買い増すチャンスかとも思いましたが、年末の動きが読みにくいので無理に手を出さず。配当銘柄のホールドに徹しました。

FXでは、円高方向への流れを見て、ドル円ショートで少し利益を出しました。

  • 株式投資:±0円
  • FX:+2万円(ドル円ショート)
  • 合計:+2万円

【第5週目(12月28日〜12月31日):年末ラリーならず】

年末相場は、「日経平均2万円回復なるか?」と期待されましたが、結局大きく動かず。日本市場は12月30日が大納会でしたが、売りが優勢で19,000円をわずかに割る場面もありました。

この週は完全に様子見。年末の値動きは予想しづらいので、特にトレードはせず、今年の投資を振り返る時間に充てました。

  • 株式投資:±0円
  • FX:±0円
  • 合計:±0円

2016年の展望と目標

2016年のマーケットは、やはりアメリカの利上げペースと中国経済の影響が鍵になりそうです。日本市場はアベノミクスの政策次第で株高も期待できるものの、円高方向に動く可能性もあり、慎重に見ていく必要があります。

個人的な目標としては、以下の3点を意識していこうと思います。

  • 株式投資の配当収入を増やす
     今のペースで高配当銘柄を買い増し、年間配当収入100万円を目標に。
  • FXでのリスク管理を徹底
     レバレッジを抑えつつ、堅実なトレードを心がける。
  • 新しい投資手法にも挑戦
     EA(自動売買)にも興味が出てきたので、少しずつ勉強してみる。

コラム:セミリタイア生活の実感

セミリタイアして1年が経ちましたが、時間に縛られない生活はやはり快適です。毎朝のんびり起きて、マーケットのニュースをチェックしながらコーヒーを飲む。昼は妻とカフェでランチをしたり、散歩したり。夜は米国市場の動きをチェックしながら軽くトレード。

会社員時代のストレスがなくなり、家族との時間を大切にできるようになったのは本当に良かったです。ただ、セミリタイアとはいえ収入源を確保するのは重要なので、今後も投資はしっかり続けていきます。

おわりに

2015年は大きな変化の年でしたが、なんとか投資で収益を上げながら生活できています。今年はさらに安定した収入を目指して、投資の幅を広げていきたいですね。

2016年もよろしくお願いします。読者の皆さんも、今年が良い投資の年になりますように。

それでは、また次回。

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