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円高一服とトランプ相場、11月の投資結果

11月も終わり、今年も残すところあと1か月になりました。
今月は大統領選をめぐる相場の乱高下がありましたが、最終的には「トランプラリー」として米国株が大きく上昇。ドル円も急激な円安に振れ、マーケットのムードは一変しました。

そんな中、私のポートフォリオも大きく動きました。日本株は堅調、FXは一時的にやられましたが、後半に挽回できたので結果的にはプラス。11月の収支は以下の通りです。

11月の投資結果

項目損益(万円)
株式-10
FX0
月合計-10

日本株はトランプ相場の影響で一部銘柄が大きく下落。特に円安恩恵を受けづらい内需株や高配当株が軟調でした。その影響で今月はマイナスです。
一方で、FXはトランプ当選後の急変動で一時的に損失を出しましたが、ポジション調整でリスクを減らし、最終的にはトントンで終えました。

11月の市場動向と投資結果

1週目:大統領選の波乱

11月最初の大イベントは、なんといっても米大統領選。11月8日、開票が進むにつれて「トランプ優勢」の報道が出ると、市場は大混乱。日経平均先物は一時1,000円超の急落、ドル円も101円台まで急落しました。

私も最初はヒヤヒヤしましたが、翌日以降に市場は急反発。最終的には「トランプ当選=財政出動期待」という流れで米国株が暴騰し、ドル円も110円台へ急回復しました。こうなると内需株より輸出株の方が有利。結果として私の保有銘柄の中にはダメージを受けたものもありました。

2週目:円安進行とポートフォリオ見直し

大統領選の余韻が続く中、円安の流れが強まりました。特にトランプ新政権が「大規模なインフラ投資」を打ち出すとの報道が出てからは、米国株がさらに上昇。日経平均もつられて上がっていきました。

私はここで一部の内需株を売却し、為替影響の少ない銘柄へポートフォリオをシフト。ただ、売ったタイミングが早すぎたのか、その後もしばらく円安が続き、輸出関連銘柄がさらに上昇するのを指をくわえて見ていました。こういう時、焦って追加で買うと痛い目を見るので、慎重に動くようにしました。

3週目:FXトレードで苦戦

この週はドル円の動きが荒かったです。113円台に乗ったかと思えば、112円まで下がるなど、乱高下が続きました。

私は短期トレードを試みたものの、タイミングを誤って損切りを繰り返すはめに。特に、米国の経済指標が強かったにも関わらず、利益確定売りでドル円が一時的に下落した場面で慌ててロスカット。その後、すぐに上昇するという「やってはいけないパターン」にハマってしまいました。

一時的な下落に動じないこと。この基本を改めて痛感しました。結局、11月のFX収支はプラマイゼロに終わりましたが、精神的には結構消耗しました。

4週目:12月相場への準備

月末に向けて、マーケットはやや落ち着きを取り戻しました。ドル円も114円を試す展開になり、円安の流れはまだ続きそうな雰囲気です。私はここで再びポートフォリオを整理し、以下のような方針を固めました。

  • 日本株:12月の配当狙いで高配当銘柄を一部買い増し
  • FX:トレード回数を減らし、エントリーを慎重に
  • 米国株:円安の恩恵を受けられるセクターに注目

特に、12月は米FOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げがほぼ確実視されており、これがどう為替に影響するかがポイントになりそうです。

11月を振り返って

今月はトランプ相場の影響をモロに受けた1か月でした。大統領選当日は大荒れだったものの、その後は一転してリスクオンの流れに。市場の変化があまりにも急だったため、ついていくのに必死でした。

個人的には、急変動相場で無理に動こうとすると逆に損をするということを改めて実感しました。特にFXでは、余計なトレードをせず、しっかりとエントリーのタイミングを見極めることが重要だと反省しました。

コラム:セミリタイア生活の11月

投資の話とは少し離れますが、最近、妻とよく散歩に出かけています。紅葉の季節ということもあり、都内の公園を巡るのが楽しいですね。特に、新宿御苑や昭和記念公園の紅葉は見事でした。こういうゆったりした時間を過ごせるのも、セミリタイア生活の醍醐味です。

また、今月は少し贅沢をして、妻と銀座のレストランでランチをしました。相場が荒れた時は、こういうリフレッシュが大事ですね。来月も気を引き締めつつ、楽しみながら投資を続けていきたいと思います。

おわりに

11月は相場の大きな転換点になった月でした。円安の流れが続くなら、日本株や米国株にとっては追い風になりますが、来月のFOMC次第ではまた大きく動く可能性もあります。とにかく、今は無理なトレードを控え、冷静にマーケットを見極めたいと思います。

12月は年末ラリーがあるかどうかが注目ポイント。しっかりと利益を伸ばせるよう、慎重に運用していきます。

それでは、また次回の更新で。

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