2月は、新型コロナウイルスの感染拡大が本格化し、市場が大きく乱高下しました。
前半は米国株が史上最高値を更新する一方で、後半はダウ平均が1,000ドル以上の急落を記録し、日本市場も大幅安。
そんな中で、セミリタイア投資家としての視点から、どのように対応したのかを振り返ります。
今月の投資結果
株 | FX | EA | 月合計 |
---|---|---|---|
-20 | 0 | +5 | -15 |
株は市場急落の影響で評価損が発生。FXは動きが激しく慎重なトレードを意識した結果、ほぼトントン。自動売買(EA)は小幅ながらプラスを維持しました。
2月の市場動向と投資行動
前半(2月1日〜14日):楽観ムードの中でポジション調整
月初は比較的穏やかで、米国市場は2月12日にダウ平均が29,500ドルを超え、史上最高値を更新。一方、日本市場はやや不安定な動きが続いていました。
この時点で、米国株の一部を利益確定し、現金比率を高める対応をしました。日本株については、配当銘柄をホールドしつつ、買い増しは慎重に判断。
中盤(2月15日〜21日):円安進行でFXに注目
この週はドル円が110円台後半まで上昇。FXでは短期売買のチャンスもありましたが、ボラティリティが高いため、大きなポジションは取らず。
また、自動売買(EA)の設定をボラティリティの変動に対応できるように微調整しました。
後半(2月22日〜29日):市場急落、ポートフォリオの見直し
2月24日から市場が一変。ダウ平均は1,000ドル以上下落し、日経平均も一時21,000円割れ。私のポートフォリオも影響を受け、一部の銘柄を損切りする決断をしました。
ただし、過剰に動かず、長期目線で保有する銘柄はそのまま。特に高配当株は引き続きホールドし、次の買い場を探ることにしました。
3月への展望と投資方針
3月も引き続き市場の不安定さが続くと予想しています。焦って売買を繰り返すのではなく、慎重に押し目買いのタイミングを見極める方針です。
EAについても、変動幅が大きくなる可能性があるため、リスク管理を徹底しながら運用していきます。
セミリタイア投資家として感じたこと
市場が大きく動くと、不安を感じるものです。ただ、セミリタイア後は会社員時代のように「日中は仕事で相場を見れず、帰宅してから慌てて対応する」ということがなくなり、落ち着いて判断できるようになりました。
今月のような荒れ相場の中でも、カフェでニュースをチェックしながらリスク管理をしたり、妻と散歩しながら次の投資戦略を考えたりと、冷静に対応できたのはセミリタイアの大きなメリットだと改めて実感しました。
おわりに
市場が荒れる時ほど、落ち着いて次の手を考えることが大切です。3月も乱高下が続きそうですが、冷静に対応しながら、長期投資の視点を忘れずに運用していきます。
来月もまた振り返りを更新するので、引き続きよろしくお願いします。
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